事業を新たに始める時に、会社を設立するか、個人事業でスタートするかは非常に迷うところです。
会社法が改正され、今は誰でも簡単に会社を作ることができるようになりました。
しかし、実際のメリット・デメリットを理解している人は少ないのが現実。
安易に会社設立という選択をするのではなく、しっかりと根拠を持って判断してください。
正しい判断をするために、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのか、
ぜひ参考にしてみてください。
まずは、会社を設立するかどうか4つの検討ポイント
1. 事業資金は、ほぼ個人資金でまかなえるか?
共同出資者からの出資、金融機関などから借入が必要な場合に、会社設立が有利です。
2. 事業経営は個人のノウハウ、知識のみでできるか?
事業経営に必要なノウハウ、知識がない場合、共同出資者や従業員が必要となります。
この場合に会社設立が必要、また会社設立が有利です。
3. 事業拡大を望むか?
多くの場合、事業拡大を望みますが、それだけリスクも大きくなります。
事業拡大には、一般的には会社設立が有利です。
4. 事業内容が個人事業でも問題なくできるか?
会社設立をしないと許認可がおりず、実施できない事業があります。
個人事業からはじめて、軌道にのってきたら法人化するというケースもよくあります。
個人事業は税務署に開業届を出すだけではじめられますので手軽です。
一方で株式会社を設立する場合には、登記が必要なので、最低でも20万円程度の費用
(定款認証費用5万2千円と登録免許税15万円)がかかります。
この他に資本金も用意する必要があります。
次回は、会社設立のメリットをあげていきます。
堀 行政書士事務所 TEL 0568-67-8115 E-mail irokawa@mth.biglobe.ne.jp ※ あいおいニッセイ同和損害保険 代理店もおこなっております☆ |