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①「なぜ遺言が必要なのでしょうか?」

人が亡くなれば、その財産は配偶者や次の世代へと受け継がれることになります。


遺された者は、深い悲しみの中で大切な人の死を受け入れるだけでも大変なことです。

その上、誰が何を相続するかという財産の分け方で話し合いがまとまらなければ、問題は長期化して互いに傷つけあい、深い苦しみを味わうことになりかねません。

 

挙句、多額の相続税が発生したり、兄弟姉妹の縁が切れてしまったら…。

 

残された家族が争ったり困ったりしないように、財産状況とその処分方法を遺言書で書き残しておきたいものです。

 

また、相続には『事業を長男に継がせたい。』『内縁の妻がいる。』『亡くなった息子の嫁にも財産を分けてあげたい。』など、その人固有の特殊な状況がついてまわることが多いと思いますが、そのような場合も遺言書を残しておくことで自分の意思を生かすことが出来ます。

 

イゴンとは、遺される者への想いを自由に綴った 遺言(ユイゴン)とは異なります。

 

 

これは、亡くなった後一定の法的な力を持たせるために作成する書面であり、あなたの意思を確実に実現するためにはイゴンが必要なのです。

最近の高齢社会の到来により、遺言書を考えられる方が急増しております。
次のような方は、遺言書の作成を特にお勧めします。

 

・法定相続人がいない。

・内縁の妻など、「相続人以外の者」にも財産を残したい。

・相続人の中に「遺産の取り分を出来るだけ少なくさせたい人」がいる。

・相続人の間で争いが生じないように平等に財産を残したい。

・配偶者の将来の生活が心配。

・特定の子(未成年の子・障がいのある子など)の将来の生活が心配。

・条件・負担付で特定の人に相続させたい。

(事業を継いでもらいたい、ペットの面倒を見てもらいたい、など)